どうも、信州大好き「ずくなし」です。
今回は昭和天皇や皇族が宿泊したことでも有名で、70年の歴史を持つ長野県諏訪湖畔の名門「諏訪湖ホテル」(かたくら諏訪湖ホテル)がなんと閉館です!
人気のポイントは、建物の趣が素敵、温泉が良い、またそれ以上に評判となっているのがスタッフの方が提供してくれる「サービス」なんだとか。
いったいどんな内容なんでしょうか、取り上げてみたいと思います!
実際に投稿されている口コミでの評判を中心に検証していきたいと思います!
また、諏訪湖祭湖上花火大会での花火観覧席(有料席)の料金や予約についてもお知らせします。
そして残念ながら閉館してしまう件と、閉館後の諏訪湖ホテルについても紹介します。
もくじ
諏訪湖ホテルの場所はどこ?
それでは諏訪湖ホテルって行ってみたいけど、どこにあるの?
ということで「場所」を確認してみましょう。
長野県諏訪市湖岸通り4丁目1−43
諏訪湖のすぐ畔なんですね~。
JR中央本線、上諏訪駅から諏訪湖へ真っすぐ行く途中にあり、アクセス抜群の諏訪随一の一等地にそびえています。
諏訪湖は諏訪盆地のほぼ中心にある「信州一大きな湖」として知られていて、遊覧船やボートがあったり、夏には「諏訪湖祭湖上花火大会」「全国新作花火大会」と日本最大級の花火大会が開かれます。
また、秋から冬にかけては「ワカサギ釣り」も楽しめちゃうみたいです。
一年中を通して、いろいろ楽しむことができそうですね!
「諏訪湖ホテル」はそんな諏訪湖の目の前で、環境も抜群!
諏訪湖公園も目の前にあって、自然が美しい場所にあるんですね~。
隣には諏訪湖美術館やカトリック教会もあったりして環境もよさそうです!
それでは、気になる実際の施設ですが、高級感と落ち着きに溢れていて、ロビーからゆったりとすごすことができそうです。
もちろん温泉もあり!
しかも露天風呂も一つではなくて、いくつか楽しむことができるので自然の中で様々な景色を堪能できそうです。
そのほか内湯や貸切風呂も充実しているので、家族や大切な人ともゆっくりと過ごすことができそうですね。
さらに併設の「片倉館」にある通称「千人風呂」の入浴券もつきます。
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昭和3年に建てられた片倉館の雰囲気は本当にすごいです。
まさに「テルマエ・ロマエ」!
諏訪湖ホテルのサービスが評判?口コミや雰囲気とは
それではここからは、諏訪湖ホテルの実際のサービスや雰囲気を利用された方の「口コミ」をもとにチェックしていきましょう。
旧館に泊まりましたが、古さはあるもののスタッフの方の対応が素晴らしいので、文句が出ません。
出典:google
歴史のある建造物ですからね、特に旧館はかなり古さを感じてしまうのだと思いますが、それを補ってあまりある、サービスを感じることができるのですね。
部屋、お風呂、お料理すべて満足です。 従業員の方がみなさんすごく丁寧でよかったです。人に勧めたいと思う宿でした
出典:google
まさに非の打ちどころがない、といったところでしょうか。
外観のベテラン感はありますがホテルの歴史を確認したら納得。従業員の方も物腰柔らかく、こちらが尋ねる前に きちんと説明をしてアレルギー食の対応もスムーズにストレスフリーで内容も特別感があり良かったです。
出典:google
来場者への「おもてなし」精神があふれているようですね。
スタッフの方々の笑顔がとても良かったです。
出典:google
やっぱり、笑顔は大切ですよね。
宿泊者のどの方たちも、建物には古さを感じているものの、スタッフの方の対応の良さには感動しているようですね。
せっかく施設のよいホテルや旅館に泊まっても、スタッフの人の対応が悪くてがっかり。。。
なんていう経験をしたことはありませんか?
諏訪湖ホテルならそんな心配はありません!
まさに日本が世界に誇る「おもてなし」の精神で迎えてくれそうですね!
ホテルマンなので、対応が良いのはあたりまえですが、きっとそれ以上の気配りや丁寧さがあるのだと思います!
みなさんもぜひ、一度体験されてみてはいかがでしょうか。
諏訪湖ホテルには昭和天皇や上皇上皇后陛下、皇族も宿泊されていた!
こちらの諏訪湖ホテルにはかつて、昭和天皇、上皇上皇后両陛下、秋篠宮親王など、多くの皇族が宿泊されました。
昭和天皇や、皇后陛下が実際に泊まった際のエピソード…、を探してみて見つけることはできなかったのですが、皇族の方がこぞって訪れる、ということはきっと理由があるのだと思います。
お一人ならまだしも、何度も多くの皇族の方がお泊りになっている、ということはそれだけ格式高い最高級のサービスが今でも提供されている、という証拠ですからね。
迎賓館などはありますが、決してその他の設備も高級品などをあしらっているわけではありません。
それ以上にスタッフの方たちの伝統のサービスが格式が今でも保たれている、ということなのでしょう。
平成が終わり、次の時代になってもきっとこの伝統は受け継がれていくことだと思います!
訪れたみなさんの口コミが一様に「サービスがよい」ということも納得できます。
みなさんも一度、このサービスを体感されてみてはいかがでしょうか。
諏訪湖花火大会の観覧席と料金、予約は?
さて、夏の諏訪湖と言えば「諏訪湖祭湖上花火大会」です。
ホテル諏訪湖は諏訪湖の、しかも花火大会メインステージの目の前という素晴らしい場所にあります。
諏訪湖に面したホテルの多くは、有料観覧席を売り出していますが、この諏訪湖ホテルも例外ではありません。
この花火大会は毎年8月15日に行われていますが、諏訪湖ホテルでの有料観覧席は以下の通りです。
屋上特別席(限定50席)13,000円(ドリンク・弁当付き 16,000円)
桟敷席(320席)7,500円(ドリンク・弁当付き 10,000円)
イス席(360席)3,900円
イス自由席(400席)3,000円
【上記は2019年の諏訪湖祭諏訪湖上花火大会での料金です】
また、毎年9月最初の土曜日に開催される「全国新作花火競技大会」でも有料席が用意されます。
屋上特別席(限定50席)10,000円(ドリンク・弁当付き 13,000円)
桟敷席(320席)4,000円(ドリンク・弁当付き 6,500円)
イス席(300席)2,500円
【上記は2019年の全国新作花火競技大会での料金です】
諏訪湖祭諏訪湖上花火大会は毎年50万人もの人出があり、まさに阿鼻叫喚の混雑ぶりですから、土地勘のない方は有料席で見たほうが充実した時を得られるでしょう。
ただ席はかなり早くになくなってしまうので予約は出来るだけ早くにすべきでしょう。
予約は電話で出来るので、諏訪湖ホテルに直接電話をかけて確認してください。【0266-52-2151】
諏訪湖ホテル閉館!閉館後はどうなるの?
さて、70年の歴史がある諏訪湖ホテルですが、なんと2019年9月8日(新作花火大会の翌日)に閉館してしまいました。
ですが、ホテルがなくなってしまうわけではなく、また新たな「かたくら」として生まれ変わる、と公式発表されています。
具体的な時期は、2021年4月にリニューアルオープンと発表されました!
ぜひ、この歴史ある建物や内装を活かしたリニューアルを施してもらいたいですよね。
実は諏訪湖ホテルを運営している「かたくら」は、かつて生糸で世間を席巻した片倉財閥の継承会社です。
そしてその片倉は、あの「富岡製糸場」(群馬県富岡市)を所有していました。
1987年に富岡製糸場の操業が停止しても、売らない・貸さない・壊さないの三原則をもち、社員を常駐させて維持管理したとのことです。
おかげで保存状態が良く、1872年(明治5年)に建てられた当時の姿を保ち、2014年の世界遺産登録へとつながりました。
この諏訪湖ホテルも大正時代に建てられ、その大正浪漫の雰囲気を今にとどめています。
ぜひリニューアル後も訪れてみることをオススメします。
まとめ
ここまで格式高い伝統のホテル、「諏訪湖ホテル」についてご紹介してきました。
諏訪湖は夏の花火大会が行われるなど、観光地として発展してきて数多くのホテルがあります。
それでもこのホテルが皇族たちに選ばれて、現在も生き残っているのは、それを守っているスタッフの方たちのサービスの品質が保たれているからだと思います。
みなさんも一生に一度、皇族になった気分で…、訪れてみてはいかがでしょうか。