今回は諏訪市のハルピンラーメンに注目したいと思います。
長野県が誇るご当地ラーメンで有名なハルピンラーメンですが、どんなおすすめメニューがあるのでしょうか。
創業は1974年のハルピンラーメン、現在ではその人気から塩尻・松本・富士見・雷蔵にも支店を展開しています。
支店ごとの違いはどんなところなのでしょうか。
チェックしていきたいと思います!
ぜひ、こちらを読んで諏訪っ子自慢のハルピンラーメンを食べに出かけてみてください!
ハルピンラーメンは諏訪が誇るご当地ラーメン
ハルピンラーメンは、知る人ぞ知る長野県諏訪市が誇るご当地ラーメンです。
県外の方はあまりご存じないかもしれませんが…長野県民にとっては「ソウルフード」ともいえるラーメンなんです。
実は私は諏訪本店に1度行ったっきりであまり行かなかったのですが、最近の多角化&躍進っぷりに少々驚いています…。
支店については後ほどご紹介しますが、本店の住所などの基本情報は以下になります。
住所:長野県諏訪市大字四賀飯島2336-2(諏訪インター近く)
営業時間:午前11時から深夜0時まで
年中無休(ただし元日は休み)
ほぼ年中無休でしかも夜遅くまでオープンしているなんて嬉しいポイントですよね。
実はかつては「上諏訪駅」近くにこちらの本店があったそうですが、1990年に現住所に移転しています。
開店は1974年ですから、40年以上、地元の方たちに愛されていることになりますね。
入れ替わりの激しい外食業界でこれだけ長く続けられているのは本物の味を提供している、ということに他なりませんね。
やはり老舗だけあってウマイ。古くからの人気の理由がよくわかる。
オンリーワンの味だと思う。
出典:Google Map
まさにオンリーワンの味!
屋号「ハルピン」の名前は、そのままですが中国東北部の都市・ハルピン(哈爾濱)から来ています。
ですが公式サイトによると、味のルーツは奉天(現在の瀋陽)のようです。
戦時中にとある日本兵が、奉天で魅力的な『寝かせダレ』(ニンニクや他の食材を壺に漬け込み熟成させたもの)に出会い、それを故郷の上諏訪駅前で屋台ラーメンを開いたことがきっかけとのこと。
でもその方がハルピンラーメンを開いたわけではなく、その屋台ラーメンに惚れ込んだある男性がその味を引き継いでラーメン屋を開業し、それがハルピンラーメンでした。
試行錯誤して作り上げた寝かせダレの熟成期間は、驚くべきことになんと『4年』です。
どうでしょう、このヒストリーを読んだら、食べてきたくなってきませんか?
それでは次にどんなおすすめのメニューがあるのか、チェックしていきましょう。
ハルピンラーメンのおすすめメニューは?
ハルピンラーメンでのおすすめメニューは、ずばりその名の通り「ハルピンラーメン」です。
まさに伝統の看板メニューですが、
どんなラーメンなの?というと、以下のような特徴があるんです。
・四年以上かけてつくられた「寝かせダレ」を使っており、ニンニクなのにニンニク臭くない!
・スープはタレが生かされた「濃厚なコク」があり、中毒者続出!
・麺はスープがからみやすいような「ちぢれ細麺」
・スープに対しチャーシューは比較的あっさり味
・もっと「濃厚な味」を求めるなら「寝かせニンニク玉子」がオススメ
ラーメン好きなら一度は味わいたい、本格的なラーメンなんですね~。
でもさすがに文章だけでは表現しきれません!
ぜひ現地に行って本物を味わっていただきたいのですが、その前に実際に食べた方の口コミをチェックしていきましょう。
なぜ「ニンニクラーメン」なのかわからないくらいニンニク臭くないラーメンです。味は濃い目で、甘くもあり辛くもあり。スープが美味しいので飲み干してしまいます。
ニンニクは匂いが気になるところですが、その心配は少ないみたいですね。
旅先で、地元で人気のハルピンラーメン本店に行きました。店内は子供から老人まで幅広い客層で地元人気がうかがえました。独特のちぢれ細麺とパンチの強いスープが癖になりそうな組合せです。
やはり、「麺」と「スープ」は病みつきになりそうな組み合わせのようです。
久しぶりにハルピンラーメンを食べに行きました。ニンニクがさらに効いたニンニクラーメンに寝かせにんにく玉子を入れて。ちぢれ麺とスープの相性もよく、また食べたいと思う何とも言えない味です。
寝かせニンニク玉子を実践している方がいらっしゃいました!
地元では相当人気があると思われるお店です。通りがかるといつもは車でごった返しているのですが、たまたま空いている時間帯でしたので入ることができました。
やはり人気店だけあって、時間帯によっては混み合いそうですね。
並びたくない、という方はランチタイムなどを避けたほうがよいかもしれません。
以上ここまで「本店」の情報をお伝えしましたが、次では「支店」についてチェックしていきましょう。
ハルピンラーメンの支店(下諏訪,塩尻,松本,富士見,雷蔵)をチェック!
ハルピンラーメンは支店として、下諏訪・塩尻・松本・富士見に展開していたり、新しいスタイルの「雷蔵」や「唐揚げのやまざき」とチャレンジを続けています。
支店を展開するということはやはり人気の証拠ですよね。
さらに、各支店ではそれぞれの特徴を打ち出しているところもあるようです。
例えば「松本並柳店」では「二郎系ラーメン」が食べられます。
(松本並柳店)
毎月26日ハル二郎の日に行きました。
770円が260円引きの510円で食べれてとてもお得です♪
ハルピンラーメン味の他では食べれない上品な二郎系ラーメンです。
バラ肉が巻かれていて珍しいです!
最初に出てくるジャスミンティーでお口さっぱり。
からあげも美味しかったです。
各店舗によって「特徴」を打ち出しているようですね。
その極めつけが新業態の「雷蔵」(茅野市)です。
こちらのお店では「味噌ラーメン」をメインにしています。
元祖ハルピンラーメンの味を活かしつつ、味噌という新しいジャンルに取り組んでいるようです!
伝統にとらわれず、常に新しいチャレンジをしているようですね。
でも多店舗展開をしたことにより、「味のブレ」をきにする常連の方もいらっしゃるみたいです。
長年、同じ味を続けるということは、難しいですからね。
ネガティブな声もありますが、今後もさらにチャレンジを続けてほしいですね!
まとめ
ここまで長野県の名物ラーメン、ハルピンラーメンについてお届けしてまいりました。
・ハルピンラーメンは長野県民のソウルフード
・濃厚なスープと細麺ちぢれが特徴
・ニンニクを使用しているが、それほど気にならないかも
・本店の諏訪以外にも支店を展開している
・支店ごとの特徴があるが、味のブレを指摘する声も
ラーメン好きの方はぜひ一度チャレンジしてみてください!