今回は「道の駅奈良井木曽の大橋」を紹介します。
奈良井宿は中山道の宿場で、ノスタルジックな古い町並みが保存されていることで有名です。
国道19号線沿いにあるこちらの道の駅での車中泊はどうなのでしょうか?
しっかりと確認していきたいと思います。
また車中泊なら気になる、駐車場や食事、日帰り温泉についても調べておりますのでぜひ最後までお読みください。
奈良井宿、道の駅奈良井木曽の大橋とは?
それではまず「道の駅奈良井木曽の大橋」についてざっくりご紹介したいと思います。
その前に、奈良井宿(ならいじゅく)についてもちょっと紹介します。
奈良井宿は江戸と京都を山越えで結ぶ大動脈・中山道の宿場町として発展しました。
古い面影が高い再限度で保たれ、外国人観光客にも人気のスポットです。
こちらの道の駅は、道の駅制度が始まった第一回登録・1993年4月22日に誕生しました。
栄えある第一期メンバーなわけです。
宿場町同様、道の駅にも歴史がありますね。
具体的な場所は場所は長野県塩尻市奈良井の国道19号線沿いにあります。
(現在は塩尻市ですが合併前は長野県木曽郡楢川村でした)
詳細な住所は「長野県塩尻市大字奈良井1346の3」になります。
おおよそのアクセスは東京方面から中央道・塩尻インターを経由して約3時間弱、大阪方面からは、名神高速道路、中央道・中津川インターを経由して約4時間の道のりです。
また、新宿と木曽福島を結ぶ高速バスが1日2往復あり、そのバス停が道の駅駐車場の少し名古屋川にある、大橋の駐車場内にあります。
道の駅の真ん中には清流ともいわれる奈良井川が流れています。
この奈良井川はやがて松本市に入り梓川と合流、その後も高瀬川や千曲川と合流し、最後には信濃川として日本海へ注ぎます。
奈良井川は「日本一長い信濃川」の最南端を流れる川なのです。
ちなみに奈良井川の源流付近にある鳥居峠(中山道の峠でもある)は分水嶺で、峠の反対側を流れる川は太平洋へと注ぐ木曽川です。
ここ奈良井は、「道」と「川」を語るうえでかなり重要な場所と言えるでしょう。
さらに、その奈良井川にかかる特徴的な太鼓橋を渡ると、きれいな水辺公園が広がっています。
そのほかの道の駅と比べても、自然豊かな公園のようです。
それでは、食事処や日帰り温泉、売店をチェックして…、いきたいところなのですが、こちらの奈良井木曽の大橋は、こういった商業施設は一切ありません。
この道の駅は、奈良井宿の古い町並みを歩いて観光するための駐車場の役割を果たしています。
ですので売店の類はなく、トイレと観光案内所くらいしかありません。
え?それではどうしたらいいのでしょうか?
車中泊は?
こちらの道の駅を利用した車中泊は周辺施設を使わなければならなそうですね。
それでは次で、チェックしていきましょう。
道の駅奈良井木曽の大橋での食事、日帰り温泉をチェック
道の駅奈良井木曽の大橋では、食事も買い物もできないの?
いえいえ、実はそんなことはなくて、道の駅奈良井木曽の大橋の近くには「奈良井宿」というかつての宿場町、今はレストランや売店が整備されている観光地があるのです。
タイムスリップしたかのような、街並みですね!
食事や買い物ができなくても、歩いているだけでも楽しい…。
いやいやしっかりとチェックしていきましょう。
松屋茶房
ちょっとした休憩がてらによってもいい、喫茶店です。
抹茶なども楽しむことができますが、コーヒーも評判です!
徳利屋
ランチならここで決まり!
五平餅、信州そば、山菜など、地域の特産品が美しい盛り付けでリーズナブルに口にできます。
建物の内装や中庭にも注目してほしい、すべてが非日常な空間です。
きむら
ちょっと小腹か空いた時にちょうどいいのが、お団子。
こちらは美味しいみたらし団子などが評判!
街を巡り、歩きながら食べてもいいかも!
この他にも美味しいお店がたくさんありますので、ぜひ一度遊びに行ってみてください。
また先程も触れましたように商業施設が一切ないので、道の駅奈良井木曽の大橋には、日帰り温泉はありません。
奈良井宿から車で30分はかかりますが、日帰り温泉施設があります!
二本木の湯
入浴料金は大人620円、子供410円とリーズナブルです。
シュワシュワする炭酸泉で、なんだか不思議な感じです。
お食事やバーベキューもすることができるので、ちょっとしたレジャー施設になっています。
道の駅奈良井木曽の大橋の周辺にはこうした色々楽しめるポイントがたくさんありますね!
道の駅奈良井木曽の大橋での車中泊をチェック!駐車場やトイレも!
それでは道の駅奈良井木曽の大橋での車中泊を確認していきましょう。
まず、駐車場です。
駐車場は普通車91台 大型車18台 障害者用5台と駐車スペースはやや広めとなっています。
駐車する場所に困る、なんてことは無さそうですね。
また車中泊中に隣の車と近すぎる…、なんていうプライバシーの問題も避けられそうです。
しかも、電気自動車用の充電器もあるので、EV車で来ても安心です!
さらにトイレはすべて24時間使うことができます。
道の駅では深夜早朝の時間帯は一部のトイレが24時間使えない、ということも多いのでこれはけっこう助かります。
お食事やお風呂は周辺施設で済ませるとして…、実はこちらの道の駅は奈良井木曽の大橋の駐車場はいくつかの場所に分かれています。
国道19号線は長野県でも大動脈的な道路なので、夜中も結構交通量が多いです。
走行音も深夜、長距離トラックなどがうるさいことが予想されるので、道沿いの東側駐車場は車中泊をするときには避けたほうが無難でしょう。
おすすめは反対側の西側駐車場です。
全体的に広めな駐車場なので、平日などは車中泊をする人も少なく、場所に余裕があるかもしれません。
でも、あくまで道の駅は車中泊向けの施設ではありません。
オートキャンプ場のように、いすやテントを出して利用してはいけません!
最低限のマナーを守って、車中泊を楽しむようにしてください。
まとめ
ここまで、道の駅奈良井木曽の大橋をまとめてみました。
道の駅には商業施設はありませんでしたが、奈良井宿は一度は訪れてみたい観光地でした。
車中泊を楽しむ場合、周辺施設をうまく利用してみてください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。